うたたねゲーミング

ゲームのことを不定期に書く。たぶん。

【積みゲー消化日記】The Office Quest

ヘタレ流消化術

HowLongToBeatというWebサイトがある。

ゲーマー有志が作品ごとのクリア時間を記録し、おおよその平均クリア時間が分かるというサービスだ。

熟練プレイヤーによるRTA記録が投稿されるSpeedrun.comとは異なり、一般プレイヤーによる初見クリアタイムが分かるため、作品のボリュームを判断するために非常に便利なのである。

howlongtobeat.com

 

筆者はヘタレなので、これを悪用(?)してチョロいゲームを優先的に消化することにした。

部屋の掃除をするときはまず床のゴミから拾い始めるタイプ。

クリアまで30時間かかるゲームなんてノンノン。両手を超える数字は数えられないだべよ。

狙い目は2~5時間くらいのひとくちサイズ!

200前後ある未プレイリストからチョロそうな作品の名前をHowLongToBeatで検索する。

 

そして見事ユーザーのニーズにコミットしたナウな作品がこちら

f:id:EnseiGuy:20211214221749j:plain

↑今回遊んだゲーム

The Office Quest

みんなキグルミを着た世界で生きる社畜のおっさんがオフィスから逃げ出して、キレイなキラキラを追いかけるゲーム!(ガンギマリ)

 

ジャンルとしてはポイント&クリックのアドベンチャー方式。ルート分岐とかはなくて一本道。

チャプターごとに「上司が見張っている」「信号が変わらない」のような理由で足止めされるため、それをパズルやアクションで解決する、といった方法で物語が進む。

 

消火栓を作動→上司を動かして突破!のような単純なものから、AのためにBが必要でBのためにCが必要で…のようなわらしべ長者じみた複雑なものまで様々な行動を取る必要がある。壁面にこっそり暗号が書かれていたりするから油断できない。

 

また、パズルは本当にパズルだった。「狼と羊を川の向こうに渡すアレ」とか、「1~3の範囲で交互に数えて最後の数字を言ったら負けのアレ」のような本格的なパズルをガチのAIが仕掛けてくるため、かなりホネがある。

 

かんそう

感想としては文句なしのひとくちサイズ良ゲー!

なにか気の抜けた世界観とそれを演出するデザインや音楽。

謎解きの難易度もちょうどよく、その気になれば画面全クリックで強行突破も可能。

 

ファンシーな世界観だけどセピア色、キグルミだけど社畜、というミスマッチ感も面白く、それでもあくまで目標は「キラキラ」を追いかけることという、ちゃんとファンシーなストーリーなところがちょうどいい塩梅だった。

 

中盤では道中で出会った鳥キグルミのギタリスト?と二人旅になるが、このキャラがとても良かった。

 

調べてみたらスマホ版があるみたい。

プレイするならスマホがいいよ、このカジュアル感はスマホ向き。

言語が登場しないから小学校中退で識字能力がない人にもオススメ。

 

ぜひ晩酌のオトモにどうぞ。